2008年7月例会のご案内

見学例会『在日韓人歴史資料館』

■日 時/2008年7月26日(土)15:30~

■会 場/在日韓人歴史資料館
       (東京都港区南麻布1-7-23 韓国中央会館別館内 03-3457-1088)
       ※ 資料館内のセミナー室に集合

■内 容/
 戦前、戦中を通じて、朝鮮半島からは強制連行を含め数多くの朝鮮人が日本列島へ渡ってきました。日本の敗戦時にはその数は約200万人を越えていたとされています。日本が敗戦を迎えた後も、様々な理由から日本にとどまらざるを得なかった朝鮮人は70万人を数え、現在も日本社会のなかで数多くの方々が生活しています。
 戦前から戦中にかけて故郷を追われた彼らは、日本において劣悪な生活環境、労働環境のもと、差別的な待遇下に抑圧されてきただけではなく、戦後も日本社会において「異文化」として十分な理解が得られず、偏見、差別はいまだ払拭されていません。その最大の原因は、植民地施策下における差別・抑圧の歴史を隠そうとする意識・意図のもと、彼らの歴史が日本近現代史のなかに正当に位置づけられてこなかったことにあると言えます。さらに一世の世代交代を向かえ、生活史の継承さえも難しい状況になっているといえます。
 このような状況下、2005年11月にオープンしたのが「在日韓人歴史資料館」です。運営主体は、在日大韓民国民団で、「在日の歴史を後世に伝えていく」ことを目的に、「客観的な視点から歴史事実を集めること、すなわち史料中心の立場をとるという基本的理念に基づいて」設立された資料館です。
 記憶の継承において博物館が果たす役割、博物館展示における歴史事実(事実を示すモノ)の役割と展示のあり方、さらには歴史学とくに地域史において継承されるべき記憶と博物館の果たすべき役割など、様々な観点から博物館の存在意義について再考する機会になればと考えています。
 例会では、在日韓人歴史資料館研究員の羅基台(ラ・ギテ)さんに資料館設立の目的と経緯、活動内容などについてお話を頂き、展示見学の後、意見交換等を行う予定です。
 
■ 交通案内/
 東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅(2番出口)から徒歩約3分 
 韓国中央会館別館3階

■申込方法/
 2008年7月19日(土)までに事務局あてお申込みください。参加を希望される方は、e-mailで、「例会参加希望」「お名前」「所属(勤務先・所属校など)」「連絡先(メールアドレス・ファックス・電話番号・住所など)」「会員・非会員の別」を明記のうえ事務局あて(アドレスはinformation「博物館問題研究会とは」にあります)ご連絡ください。

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会報31号の発行のお知らせ

  博物館問題研究会では、現代における博物館の存在意義を模索してきたこれまでの活動の蓄積をもとに、会報「博物館問題研究」31号を刊行しました。是非ご一読ください。

 購入を希望される方は、「会報購入申込」を件名にして、お名前、郵送先住所、冊数、連絡用メールアドレスを明記のうえ事務局あて(アドレスはinformation「博物館問題研究会とは」にあります)ご注文ください。

 なお、代金は後払いです。会報発送時に金額を記入した郵便振替用紙を同封しますので、お振り込みください。(振込手数料はご負担ください。)

・送料は実費をご負担いただきます。
・見積書や請求書等の書類が別途必要な方は、その旨お知らせください。


第31号 頒価1,000円(会員800円)
  ~博物館の存在意義を再検証する~

【小特集】国立ハンセン病資料館リニューアル
あなたは、やさしいか?
 -成田稔先生の講演ノート-             成田 稔
ハンセン病資料館が持つ意義             稲葉上道
当事者の人生を非当事者が展示するということ   西浦直子

【2005年5月例会の記録】
墨田区「産業・教育資料室きねがわ」に学ぶ     岩田明夫

見晴台遺跡と市民発掘                  纐纈 茂
足尾の現在
 -エコミュージアムから世界遺産に-        武川夏樹
埋蔵文化財保護行政と公立博物館
 -かながわ考古学財団の廃止問題を中心に考える-
                                依田亮一
新テーマ「博物館の存在基盤を検証する」に寄せて 金原 功

博物館問題研究会の記録11 (2004年~2007年)  事 務 局         

※ 同時刊行予定の30号は、諸般の事情により発行が遅れています。

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2008年5月例会の報告

 21名の参加により、予定通り開催されました。
 報告者の野尻かおるさんから、文化財保護条例施行以降今日に到る荒川区の非常勤学芸員の歩みのなかで、文化財・博物館行政のなかにおける位置付け、呼称や勤務条件・職場環境に到るまで様々な問題があったことや今後の課題などについてご報告いただきました。
 また、2006年度企画展「杉田玄白と小塚原仕置場」について、地域の調査研究や人権推進担当との調整、周辺地域への周知などを地道に積み上げていった結果により実現したこともお話しいただきました。

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