2008年4月例会の報告
2008年4月例会は、13名の参加のもと開催されました。
東京大空襲・戦災資料センターの山辺昌彦さんから、展示の解説をしていただきました。
3階の資料・展示保管室には、同センターが収集してきた資料がところ狭しと並んでいます。
わずかな例外を除いて基本的に「手作り」で展示を作っているとのこと。
実物資料、文献、写真や証言など多様な手法によって、東京大空襲の実態を明らかにしています。
子どもを亡くした被災者から寄贈された遺品と証言。今でも忘れることができない記憶に触れることで、遺された資料のかけがえなさに思いいたります。
戦災被害にあった土地がわかる地図。虫眼鏡で覗かないと見づらい細かさですが、被害が甚大だったところや、周囲と対照的に被害に遭わなかった場所がわかります。
センター設立の端緒となった「東京空襲を記録する会」が刊行した「東京大空襲・戦災誌」。手書きの原稿(コピー)も展示されており、その分厚さと併せて、証言により次代へ体験を伝えていこうとする被災者の思いを感じます。
「戦争と子どもたち」の部屋は、当時の子どもたちの日常を通して、空襲に遭うことになった背景を明らかにしています。

2階は会議室ですが、壁一面に空襲関連の地図や空襲画(被災者により描かれた作品)など が展示されており、3階の展示を補完しています。

アジア太平洋地域やヨーロッパにおける空襲の実態を明らかにする地図。「東京大空襲」だけでなく、「空襲」という軸から活動の領域を拡げているとのことです。

見学後、同センターの設立経緯や運営体制、活動に対する基本的な考え方をご説明いただき、意見交換を行いました。
<参加できなかった方のために>
~この例会の趣旨について~
http://museum.cocolog-nifty.com/hakumonken/2008/03/2008_0431.html
~見学するには~
ご参加いただけなかった方もぜひお出かけください。
東京大空襲・戦災資料センター
http://www.tokyo-sensai.net/
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