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2015年3月例会のお知らせ

「地域博物館の災害史展示から考える」

■日 時/2015年3月1日(日) 13:30~15:30

■会 場/葛飾区郷土と天文の博物館
      (京成本線「お花茶屋駅」より徒歩8分)

■講 師/橋本直子さん(同館学芸員)

■内 容/
 今年は阪神・淡路大震災から20年という節目となる年であり、東北地方太平洋沖地震が発生してから早くも4年を迎えることになります。加えて、最近では、豪雨や噴火等の自然災害が多発しており、それらに対する対策も急務とされています。博物館や美術館においても、被災地における文化財の救出、安定化処置等の取り組みのみならず、地域における災害に関する展示が開催されることが多く見られるようになりました。
 葛飾区郷土と天文の博物館は、多くの河川が流れる低地帯にあり、数多くの洪水を経験した地域に所在しています。常設展示でも、1947年に大きな被害をもたらしたカスリーン台風について触れられています。2012年10月には、先の震災への関心にも応える内容となる『東京低地災害史 地震、雷、火事?…教訓!』を開催し、地域における様々な災害の歴史のみならず、最近の文化財レスキューや、同館の体験事業の一環である酒米作りの田圃の放射能汚染の問題など幅広い視角からの内容を含んだ事業を行っています。
 今回の例会では、これらの事業を展開されてきた学芸員の橋本直子さんに、これまでの同館の取り組みについてご紹介いただきます。専門である環境学(歴史地理)を活かして、区立博物館でありながら、「東京低地」という環境史的視点から、浅間山山麓まで視野に入れた事業も実施するなど、災害史展示に必要な学際的、広域的視野に立った活動を展開されてきました。災害史に係る資料の可能性と展示手法や教育普及活動のありかた、地域の捉え方、行政や住民のニーズに応える姿勢などについて考える契機にしたいと思います。

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