2017年9月宿泊例会のお知らせ
「公害地域の歴史と今」を伝えるとは-四日市で考える
■日 時/2017年9月30日(土)~10月1日(日)
■内 容/
博物館問題研究会では、四大公害について資料収集や展示を行う施設として、富山県の清流会館、新潟県の新潟水俣病資料館や笹神地区郷土資料館などを見学例会で訪れてきましたが、今回は四日市公害を取り上げます。
三重県四日市市では、1993年に「四日市市立博物館」が開館しましたが、公害問題に関する常設展示はなく、1996年に「公害の歴史展」が開催されるにとどまっていました。その後、2005年に四日市市環境学習センター(1996年開館)内に「四日市公害資料室」が開室されましたが、本格的な資料館設置を求める声が高まり、2015年3月に四日市市立博物館・プラネタリウムに併設されるかたちで「四日市公害と環境未来館」が開館しました。
本例会では、四日市公害と環境未来館の展示見学や語り部による講話、さらに、四日市コンビナートに隣接し大気汚染被害が集中した塩浜地区のフィールドワークなどをとおして、「公害地域の歴史と今」を辿り、公害問題の記録や記憶の保存・継承、公害資料館という「場」や展示表現のあり方について考えたいと思います。
万障お繰り合わせの上、ふるってご参加ください。
■スケジュール(予定)/
9月30日(土)
13:45 集合(四日市市立博物館1階ロビー)
※四日市市立博物館(三重県四日市市安島1-3-16 Tel.059-355-2700)
14:00~17:00 四日市市公害と環境未来館見学
※職員による概要説明と展示解説、語り部による講話を予定しています。
※四日市市立博物館及びプラネタリウムは見学時間に含まれません。
18:10 夜景クルーズ参加者集合(近鉄四日市駅前)(送迎バス出発18:20)
19:00~20:00 四日市コンビナート夜景クルーズ
10月1日(日)
午前 塩浜地区フィールドワーク(「四日市再生「公害市民塾」」の皆さんによる案内)
12:00 解散予定
■参加費/無料
ただし、10月1日のフィールドワーク時の路線バス代が別途必要です。
なお、四日市コンビナート夜景クルーズに参加される方は、3,900円を当日徴収します。
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